資格

令和6年システムアーキテクト(SA)試験 受験記録

はじめに

去年の春に受験したネスペに引き続き今年の春はシステムアーキテクト試験を受験してきたので、どのように試験対策をしたのかを残しておく。

というのも初めての論文試験ということもあり、いままでの知識必須の試験とは違った対策が必要にはなった。

期間としては2か月弱で平日は1h、休日は3hぐらい勉強していた

午前Ⅰ

去年のネットワーク合格できたので免除!

ここがあるかないかだけで格段に勉強時間は変わるのでありがたい

午前Ⅱ

戦略

いつも通り過去問の繰り返しあるのみ

勉強方法

いつもは過去問道場で勉強していたが、SAはなぜかなかったので色々探したところ、(過去問道場と同等で使える)WEBアプリはなかったけどAndroidアプリがあったのでそれを使った

期間的には、一週間前から過去5年分を毎日一週したぐらいで、合計4時間ぐらい

結果

いつもはもっと早い一ヶ月前ぐらいから10年分ぐらいをちょこちょこやってたのに比べると少し心配はあったけど、結果的には特に問題なさそう。

逆にいつも時間をかけすぎてたくらいで、午後対策に時間をかけるのもありかも?(SA試験だからかも?)

午後Ⅰ

とりあえずお試しで過去問を受けてみたら、まさかまさかの7割ぐらい解ける。

先人のブログをみても、SAの午後1は国語の問題と書かれているところがほとんどでがっつり勉強してる人はそこまでいなかったし、問1から問3で傾向とかもなさそう。

戦略

3問のうち選択する問題としては、読解力さえあれば専門知識は特に必要ないので読みやすいか、システムをイメージしやすいかどうかで当日選択する

勉強方法

国語の問題と分かったので、雰囲気掴みと”午後Ⅱのトピック探索”のために計5問ぐらいは解いた。

だいたい、勉強時間としては、5h程度しかしていない。

結果

やっぱり国語の問題で、専門的な知識は必要なく問題文をちゃんと読めば答えられた。ただし、過去問を時間測って解かなかったからか、後半は時間がなく焦りながら解くことにはなってしまった。。。まあ。。でも。。うん。きっと大丈夫なはず。

次回に向けて

特段準備は必要ないので、日常的に本を読む習慣を身に着けて活字に慣れておく

午後Ⅱ

ここからが今までの試験対策と大きく変わった点で、論文試験になり専門的知識だけでなく経験と文章力が必要になる

戦略

問1,2で傾向はなさそうなので自身の経験とマッチして書きやすそうなものを当日選択する。

勉強方法

評価の高かったこの一冊だけを使って対策した。

システムアーキテクト 合格論文の書き方・事例集 第6版

この1冊に論文の書き方といった基礎的なことから論文構成の型や、論文事例も約30本乗っていたりと合格に必要なものが一通り載っている。

特に論文初挑戦の自分にとってよかったなと思ったのは次の3点である。

  1. 段階的な論文作成
    いきなり論文事例を見て、経験に基づく論文を書くのはハードルが高かったが本書は、作文といったレベルから問題文・設問の読み方、論文の骨子の作成といった最終的なゴールに向けてのステップが細分化されており、ステップアップしながら取りかかることが出来た。
  2. 合格水準
    論文を書き慣れていないので、どういった内容を書けば合格レベルになるのか全くわからなかったが、著者の経験を元にどういったポイントが評価されるのかの記載があり、技術系の試験と比べて不透明だったものが少しクリアになった。 具体的には、システムアーキテクトとして主張(~と考え)と根拠(なぜならば~)を元に課題に取り組んだといったことが評価されるみたい。また、論文を書く上でのひな形も提供されており、0から考えるのに比べ雛形を使うことで論理的なまとまりのある文章を書けるようになった。
  3. 問題文と設問の読み方
    論文は、章立てが必要なんてこともわかってなかったので、問題文と設問からどのように章立てをして、トピックを付け加えていくといった、論文設計の肝となる骨子作成の手順が詳細化されており、とても役立った。

なので、勉強の流れとしては上の1冊を進めながら、自身の経験の棚卸しをしつつトピックを整理して、自身の経験を元に一本論文をWordで作成した。なお、経験の棚卸しとしては、ウォーターウォールの経験もあまりなかったので、過去の1プロジェクトをベースに他プロジェクトで経験したことや対策を混ぜ込むといったことでキメラベースの1本に絞ることにした。(これで設問アの業務・システム概要の準備は楽になった!)

その後、重要なのは骨子作成だと気づいたので、過去問3年分くらいの骨子だけ(論文は書かない)を作成していた。

この時、ワークシートの作成(骨子作成)は2,3回手書きでやったが、一度も論文を手書きでは書いていない。まあ、一度は絶対やった方がいいんだろうなとは思ったけど、重い腰が上がらず試験を迎えてしまった。。。

結果

問1.先進技術と問2.バッチとどっちも準備していたものにマッチするものではなかったが、トピックとして準備していたものに対して妄想を膨らませれば、書けないこともないかと思い、前者(先進技術)を選択。

章立てと骨子作成については、参考書を元に何度かやっていたため妄想で書いている割にはまずまずできた。

ただし、手書きをしておらず文字数とか時間とか、諸々心配なところはあったが、骨子がわりかし書けていたからか一度ペンを持つとすらすらと書くことが出来た。

とはいえ、終了時間5分前のぎりぎりに一通り書ききったため、見直しの時間が取れず試験時間のシビアさは痛感した。

次回に向けて

トピックの整理はアップデートをしつつ、手書きで時間を測って一度は解くのがよさそう。

また、手がめっちゃつかれるので、午後1とかは余裕があれば手をいたわりながら解いて午後2に少しでも手の耐久値を残しておく。

あと参考書にも書かれていた気がするが、手書きゆえにカーボンコピー(複写)が発生してしまって解答用紙が汚れてしまっていたので、参考書に乗っていた対策をきちんとやる。(はよPC試験にならんかな。。。)

おわりに

初めての論文試験で不安も大きかったが、参考書のおかげもあり試験日にはある程度、さまになった気はする。全く書けなかったことはなかったのであとは座して待つのみ。

一つ後悔があるとすれば、参考書を手に取るのが遅すぎた。。。2024/3/31に購入してるからふつーに一か月切っている。。。

ただし、副産物?としてちょうど昇格試験で論文を書く必要があり、SAの勉強として得た知見や経験の棚卸しはとても役に立ったのでSA試験に落ちていても昇格試験に受かっていれば、勉強したことは無駄にはならなさそう!